5/6~16まで、
9泊10日で福島と宮城に行ってきました。
全て車中泊。軽ワンボックスカーですが、久しぶりに活躍の「便利号」、改め、『ハムスター号』です!
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まずは、福島。南相馬市で瓦礫片付けや支援物資の配給です。
そして、宮城県石巻市の動物救護センターで被災動物支援のボランティアです。

●いざ、福島へ

行きは、京都から福島の南相馬まで、金沢・新潟経由で高速道路 千円を利用して被災地を目指しました。
GWを避け、ボランティアの人手が少なくなるGW明けからの出発です。

金曜の夜に出発したので、途中PAで睡眠を取り、翌日の昼過ぎには福島に到着しました。
しばらくはこの、道の駅 みなみそうま が寝床です。
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ここは20km~30kmの屋内避難指示区域なので、車中泊のボランティアも多くありません。
(というかそもそも福島では車中泊やテント泊はしないように、というのが建前のようですが。)

道の駅の売店や食堂は閉まっていますが、隣のセブンイレブンや立ち寄り入浴可能なビジネスホテル、コインランドリーはオープンしています。
他にも、ガソリンスタンドやホームセンター、銭湯、レストランなど、想像していた以上に開いているお店があり、ホッとしました。


●南相馬市鹿島区で瓦礫片付けボランティア

まずは、ボランティアの人数が少ないという南相馬市鹿島区ボランティアセンターにいき、片付けのボランティアです。

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ボランティア中の写真は、この一枚だけです。活動中は、片付け作業に専念しておりましたので(笑)

この辺りの多くの家は、流されてしまっている感じでした。かろうじて残った家も、一階部分はほとんどが無くなっています。
背の高さくらいまで、津波の後がありました。家の方に、地震の事や津波の状況などの話をお聴きしました。

この日は風が強く、防塵マスクとゴーグルは必須です。それでも砂埃はどこからか入ってきて、ボランティアが終わったらすぐに銭湯へ。
地元の人が多く入浴にきている銭湯で、すっかり生き返ると、コンビニでお弁当を買って食べ、疲れ果てて、そのまま寝てしまいました。

しかし・・・


●福島ボランティアの愉快な仲間たち

GW明けに長期で福島へボランティアに来る人は、ホント、変わったヒトが多いです。(私も???)

三日目の夕方、個人でボランティアをしている方が、ハムスター号に引き寄せられて話しかけてきました。

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震災当初から南相馬に入り、支援物資の配給や、高齢者の通院のボランティアをされているそうです。
(もちろん、社会福祉協議会に登録してボランティア活動をされています。)

更に、この日の深夜に到着したのは、なんと熊本からスクーターでボランティアにやってきた50代半ばのおじさん!
10日間かけて、テント泊しながらやってきたそうです。いきなり話しかけられてびっくりしました。

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つ、、、強者だっ;;;
んで、まぁ何はともあれ温まろうということになって、三人の出会いを祝して(?)しじみ雑炊を食べることになりました^^;
スクーターの荷物の中からカセットコンロが出てきて、またびっくり。車で来ている私よりも持ち物が充実している感じです。

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『お、そろそろお湯が沸くかな!?』   というところで・・・

見回りのお巡りさん達が”何事か!?”とワサワサやってきて、警察官6人に取り囲まれてしまいました~。
そりゃそうだよね。
こんな深夜に火を炊いてごはん作ってれば、いやでも目立ってしまいます;;;
免許証をチェックされ、ごめんなさいと謝って、でも”しじみ雑炊”はしっかりといただいて、眠りにつきました。


●原発20km地点と津波の爪痕

翌朝は早起きをして、ボランティアに行く前に、熊本のスクーターおじさんと一緒に原発20km地点まで行ってきました。

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すぐ手前のセブンイレブンは、いまは閉まっていました。

もうひとつ海沿いの道は、こんな感じ。
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熊本スクーターおじさんも、何やら物思いに耽っているようです。
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ちなみにこの御仁。お坊さんとばっかり思っていたら、ナント、、、看護師さんだって!!!!
えーーーー、看護しちゃうの!?ホントに?ホントに??...って、またまたびっくりです^^;

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近くで咲いていたタンポポ。うーん、、、これは・・・。

そして、20km地点からボランティアセンターに向かう途中、海沿いの方に足を伸ばしてみました。

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右側が海です。

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左側は流されてしまって、大きな建物は殆どありません。かろうじて残っているのは、公民館。

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いまだ水没している場所も。

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復興には、まだまだ時間がかかりそうです。

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ここまでくると、もうボランティアでは太刀打ち出来ません。重機が必要ですね。

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国道6号のすぐ脇にも、船が流されたままです。

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小学校。子供たちは、無事に避難できただろうか。。。

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津波の威力は、凄まじい。

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こんな力をまともに受けてしまったら、ひとたまりもありません。

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無残な軽トラック。


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被災地、とくに福島では、自衛隊の車輌を多く見かけます。
隊員はとても礼儀正しくて、必ず挨拶をしてくれます。
彼らの活躍無しに復興はありえません。ただただ頭が下がります。

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しかし、この熊本スクーターとハムスター号が一緒に走っていると、みんな「何だ?何だ?」と振り返ります(笑)
いえいえ、決して怪しいものでは・・・。


●原町区ボランティア

南相馬での最後の二日間は、個人ボランティアの方のお手伝いをさせていただきました。

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介護が必要なお年寄りを病院に送り迎えです。

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次は、支援物資の運搬。山あいの区長さんのところに持って行きました。
ここは、原発から27km地点。南相馬は原発から近い割に比較的放射線量が少ないのですが、この辺はひと山超えると飯舘村。
放射線量が気になるところですが、ここまで測定してくれていないそうです。
70軒ほどの農家がありますが、作物を育てて良いのかどうかさえ分からないとのこと。作っても、風評被害で売れないでしょう。。。
そして、その収入が無くなるだけでなく、自分たちで食べる分の野菜も作れないとなると、お金を払って買わなければなりません。
生活も大変です。高齢者ばかりの地域。
区長さんも、どうするのが一番良いのか、悩んでいるようです。判断するための正確な情報が足りていません。
きっと、何人もの人に何回も何回も話したであろう、その問題の話を、私にも話してくれました。
話しても解決はしないけれど、話さずにはいられない、お話です。。

ところで、いま支援物資の中で喜ばれるのは、「水」です。
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これは、台湾から。台湾にはたくさんの支援をいただいているのに、日本はちゃんとお礼を言わなきゃ駄目でしょう!
本当にありがとうございます。台湾のみなさま。私もぜひ、台湾にいきたいです!

で、水の次は、やっぱり食料かな。
タオルや衣類、石鹸・洗剤、シャンプー、生理用品、オムツ(子供用とお年寄り用)などは、物資が届きすぎているくらいでした。


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こちらは、鹿児島県奄美からのボランティア。
アースデイ奄美公式活動リポート
アースデイ奄美は、311東日本大震災以降、東京電力福島第一原発20-30㌔のグレーゾーンで被災者支援活動を展開している団体です。
メンタルケアに特化した医療支援サポート部隊ですが、この日は放射線の危険性の話を、丁寧し教えてくれました。
福島県飯舘村の避難は、昨日15日から開始された訳ですが、『遅すぎる!!』と。

私個人的にも、一時的に滞在するのならともかく、そこで生活するとなると、現時点では少なくとも80km圏内はリスクが高いと思いました。


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福島県産のいちご。ビニールハウス栽培です。ヘタの部分まで真っ赤で、美味しい!! これで、150円です。


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この日、天皇皇后両陛下が相馬市に。

がんばろう。福島!


●石巻市の動物救護センターで被災したペット(犬や猫)の支援ボランティア

被災地ボランティアの最後の二日間は、宮城県石巻市に移動して、被災動物支援のボランティアです。

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動物の撮影は禁止です。

石巻地区動物救護センターでは、ワンちゃん達の散歩や、支援物資(ドックフードやペット用品)の仕分け・整理などを、現地ボランティアの方々が担当しています。
私はたまたまPCが得意ということで、獣医さんが診察した内容(カルテ)を、データ入力する作業もお手伝いさせていただきました。



小さな命。この子達は、私達が守ってあげなければ、生きてゆくことができません。


●帰京

もっともっと居たかったけれど、今回はタイムリミット。
気仙沼などの三陸海岸まで行けずに、残念でした。

帰りは、宮城県石巻市から、そのまま日本海を目指して車を走らせて、山形県へ。
そこから日本海の海沿いの道を使って、知人宅の直江津を目指しました。

これまでずっとコンビニ弁当だったので、手料理の家庭の味の美味しかったこと!!
ずっと食べていなかった野菜補給して、すっかり元気を回復し、京都まで帰ってきました。

帰りは、宮城県の石巻から京都まで、ずーっと下道。軽ワンボックスカーで走り切りました。

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この10日間ですっかり朝型になってしまった私の体は、もう既に眠くて眠くて(いま午前0時)、このブログ記事を書きながらも、遠い世界へゆっくりと旅立ってしまいそうなのです。


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