20代はIT関係で開発の仕事、30代で独立してフリーエンジニアの傍ら便利屋を始め、そしていま40代になりました。結婚して京都に引越し、生活環境も変わり、そして少し落ち着き始め、『さて、何をしようかな!』と思っていた矢先の311東北関東大地震。被災地での10日間は、ボランティアをする傍ら、車中泊のくるまの中で、これからのこともいろいろと考えることができました。
そして漠然と思ったこと。それは・・・
40代は高齢者向けの仕事をし、50代は子供向けの仕事をしたい。
そう思ったわけです。

会社員も経験したし、会社役員も経験もしたし、自営も経験した。
企業向けサービスの経験もしたし、一般家庭向けのサービスも経験した。
開発の仕事もしたし、管理の仕事もしたし、現場の仕事もした。

器用貧乏の自覚はあるけれど・・・(笑)

この中で、便利屋の仕事ほど、勉強になった仕事はありません。
いろんな人と出会えるし、いろんな経験ができる。
社会的ステータスは決して高くない(むしろかなり低い)のですが、様々な人の悩みや多くの価値観に出会うことが、自分を成長させてくれました。

そういえば、、、これまでの仕事で関わってきたのは、20代~50代の方達。
じゃー次は、高齢者向けの仕事(介護関連)と、子供向けの仕事(教育関連)。これらをしてみたいかなぁと。
もひとつ付け加えたいのが、動物関係の仕事。これは個人的に「好き」という話です(笑)

そうして、昔から興味を持っていたとある仕事が、頭の中にすっと舞い戻ってきました。
盲導犬・聴導犬・介助犬の育成。

このうち特に興味があるのは、聴導犬です。
社会福祉法人日本聴導犬協会のホームページ。

日本でも、聴導犬訓練士への道は、少しづつですが開かれてきています。
日本聴導犬・介助犬訓練士学院(JEITHS)

1年間。学費75万円か。ふむ・・・。
結婚する前にいくべきたっだか;;;^^;

うちの実家は、着物の職人だったこともあり、犬や猫を飼うことができませんでした。
子供の頃から動物好きだった私は、小鳥やハムスターやリスやうさぎ、カメや金魚・メダカなど、
ゲージや水槽の中で飼える動物は、なんでもたくさん飼っていました。
子供の頃の愛読書は、『シートン動物記』。小学校時代の日記は、ほとんど動物日記でしたね。

東京ではひとり暮らし。便利屋を立ち上げて、スタッフを雇うようになってようやく、時間的な余裕ができたこともあり、初めての犬を飼いました。
チワワのココア(♀)です。
cocoa-tibi
もう、かわいいったらありゃしない^^;
ココアは、いまでは両親の大切な家族です。ココアがいることで夫婦円満(笑)
父の生きがいの一つにもなっているようです。
犬が、これほどまでに人を幸せにすることができるのだということを、改めて実感しました。

そして蘇ってきた、子供の頃の感覚。動物を通じて、人の幸せに関わる仕事をすることができたなら!!
補助犬は日本では圧倒的に足りていません。

盲導犬 1,070頭 (平成23年2月1日現在) ⇒ 盲導犬を希望している方は 8,000人
介助犬 53頭 (平成23年2月1日現在)   ⇒ 介助犬を希望している方は 15,000人
そして聴導犬に至っては、日本でたった27頭しかいません。 (平成23年2月1日現在)

聴導犬・介助犬の訓練士。なりたいっ!!

・・・っと、まずはココアを、”ちょこっと介助犬”にできないかな?
しかし、怖がりで甘えたなワンコだからなーーーーーー
ココア-モノクロ


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