荷物の引き上げが終わると、新居へ移動です。

必要物資の調達、組立、設置(プラスおむつ替えもしちゃいました)し、

無事ミッション完了です。


移動の車中、Aさんから色々伺う事ができました。

◆DV被害を受ける当事者の心理状態について。

・自分自身に起こっている状況はDVではないと思ってしまう。

・生活の視野が非常に狭くなり、ココロが小さな世界にこもってしまう。

・家庭内のトラブルを知られるのは 恥ずかしい。

・自覚症状が薄い

・それゆえ地域のDV相談室は、おのずと敷居が高く、足が向かない。

・かといって誰にも相談出来ない。

・愛は薄まっても情は残る為、加害者の社会的地位、信用に傷をつけたくない為、
 警察などに相談を持ちかけられない(大ごとにしたくない)



ココロの中ぐちゃぐちゃになって、胸を痛めながら毎日生活されているんです。

全てのケースに当てはまるとは思いませんが、

簡単にまとめてもコレだけの症状、悩みを抱えこんでいるんです。


ココロの最悪期を脱した彼女が振り返る、ご自身の生の声です。


“もし今この手の問題を一人で背負い込み、悩んでおられるなら、

迷わずすぐに肉親や親友、あるいは信頼出来る第三者にまずは相談して下さい。

その時、これはDVじゃないと思っててもいいですから“


僕もそう思いました。 一歩だけ踏み出す勇気を出してください。

きっとその世界は変えられます。

仮に勘違いなら尚良しという事ですよ。
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